【始末】「あれはヘッドハンティングの話だから」

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123: 名無しさん@おーぷん 21/01/11(月)22:25:47 ID:X4.yl.L1
前の会社での話。

ある時、名前も名乗らない・用件も言わない謎の女性から、上司(当時の部署の最高責任者)宛に電話がかかってきた。
上司に取り継ぐにも、名前も用件もわからない。
当時新卒だった私は『すぐに上にかわらず、ちゃんと用件は聞くこと』と教えられていたから余計困惑。
しかし
「恐れ入りますが、お名前とご用件を」
と言っても
「いいえ、(上司)様に代わっていただければわかりますから」
の一点張り。

仕方なく上司に代わると、上司が明らかに苛立って
「そのお話は結構」「電話もしてこないでください」
とガチャンと切った。
上司から、
「あれはヘッドハンティングの話だから。
もし同じ電話が来たら不在と言っておいてよ」

と言われ、
(役職者ともなると凄いんだなー)
と感心していた。
それから数日に一度、毎日同じ女性から電話が来るので私の方で『上司はいない』とブロックしていた。




ある時、社長がたまたまうちの部署に差し入れを持ってきた(上司不在)時、私がちょうどその電話の応対をしていた。
その日は何故か女性側が
「(上司)はいる筈」
と粘るので、とうとう我慢できなくなり
「上司のヘッドハンティングのお話でございましたら、もう既に本人からお断りした筈です」
「毎日、お名前も名乗られず、案件も名乗られないお電話を頂きますが、正直に申し上げますと、上司も大変困っておりました」
と言ってしまった。
女性側は沈黙。

横で聞いてた社長が
[代わって]
とメモをよこしたので、社長に代わった。
社長「あーすみません、社長の○○です。
えーっとヘッドハンティング?ご苦労さん、でもちゃんと名前は名乗るべきじゃないかなあ。
…え、違う?
じゃあどちら様…えっ?Bさん(私の先輩女性)のお姉様!?」

そこから社長が電話をスピーカーにして聞いた話はとんでもないものだった。
なんとうちの上司、部下であるBさんに金をたかってた。

その額は数十万に登り、
「 LINE や録音も全て証拠がある」
という。
Bさん自身が、とてつもなく家庭で苦労したこと・お姉さんがそれなりに自立していることを上司に話した数日後、上司から
「うちの部署の営業成績が上がらず自分の給与も減ってしまった、部下に頼むのは心苦しいが娘のためになんとか金を出してくれ」
と何度も頼まれたそうだ。
「名乗らなかったのは、せめて大ごとにせずやめてもらいたい気持ちからだった。
それなのに逆切れされ、さらに部下にもヘッドハンティングなどと嘘をつかれ、もう我慢ならない。
今日Bは公休を取っているが、外から(上司)が何度もBのスマホに金の催促の電話してきている」

と。
社長がみるみる内に真っ青になって、
「(上司)に確認する、まずは連絡を待ってほしい」
と伝えた。

その数日後、上司の始末書が回覧に回された。

Bさんへの借金の申込みは事実だったみたいだ。
さらに風の噂で、
「 “娘の進学費用” というのも嘘で、ただ金をたかっただけ」
ということも聞こえてきた。
この一件以降は会社用のスマホ支給が決定し、個人携帯への連絡は厳禁となったくらいの出来事だった。

部下に金をたかる上司なんて初めて見た。

未だに神経がわからない。



ヘッドハンターズ―フォモゥサ首狩り民のはざまにて
ヘッドハンターズ―フォモゥサ首狩り民のはざまにて

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Source: ロミオメール

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